自宅でできる肩・肘のストレッチ&トレーニングを紹介!

野球において『肩』、『肘』の障害は、指導者や保護者にとっての一番の悩み。選手が最高のパフォーマンスを発揮するために、家でもできることがないか。。。そんな声にお応えするために、現役メジャーリーグトレーナーを講師に招き、肩・肘の障害予防に特化したセミナーを開催しました。

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講師を務めるのは、MLBフィラデルフィア・フィリーズのアスレティックトレーナー櫻井剛之さんです。実際に現場でよく見られる怪我や、その対処方法などを紹介もらいました。

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数多くある肩・肘の怪我でも、特に投手に起こりやすい怪我について学びました。選手のわずかな表情の変化や、発言、痛みの度合いなど、私生活の中でも怪我の悪化を防ぐ大事なポイントはあります。

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その中でも「姿勢」は特に重要、と櫻井トレーナーは言っていました。

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日常生活には良い姿勢を崩してしまう、デスクワークや、携帯電話、ゲームなど「罠」が沢山あります。まずは皆さんの体バランスチェックから!

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見れば見るほど「歪み」が発見されます。

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正しい姿勢を体に染みつけたところで、ようやくストレッチの開始です。これも姿勢=フォームが重要です。呼吸を止めずに、30秒ずつ。意外とツラいです・・・

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ストレッチは選手とのコミュニケーションも大事です!

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いじめている訳ではありませんよ。

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参加者の皆さんは、ストレッチの時点ですでに汗をかいていました。それだけ正しい姿勢、時間を意識すると効果も変わってきます。これからどんどん辛くなります。次はトレーニングです。

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櫻井トレーナーがプロ選手に実際おこなっている、肩・肘のトレーニングを紹介。プロとはいえ特別難しい事はしません。器具を使わず、自宅でもできるトレーニングを多数紹介してもらいました。

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チューブトレーニングも。皆さん正しい使い方、知っていましたか?

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ポイントは『肩甲骨』の動きです!

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おっ、これはチームでも使えるぞ!皆さんのノートにはメモがびっしりと書かれていました。

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最後は、ストレッチやトレーニングメニューの組立て方を紹介。やり方は分かったけれど、選手にどうやってやらせればいいか・・・という方は大勢いるはず。どのタイミングで、何回増やして、何セットやるの??そんな疑問を解決するための、ヒントを学ぶことができました。

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ストレッチとトレーニグを通じて、「初めて伸ばした筋肉があった」や「今までに無かった感覚」など多数の意見が聞かれました。この感覚を、今度は選手たちに伝えてください!

選手を障害から守る為には、一番そばにいる保護者や指導者たちのサポート無くして実現されません。1人でも多くの選手たちが、怪我に悩むことなく笑顔でプレーできることを願っています。


来週は、上級編!
【現役MLBトレーナーが伝授!肩・肘リハビリ・ケアセミナー】